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アミノ酸について

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アミノ酸について

アミノ酸とは太古の昔から存在しているもっとも古い栄養成分であり、植物から人間まで、健康な体を維持していくために不可欠な栄養です。

 

植物は、光合成で生産した糖類を分解したエネルギーで土壌中の窒素を根から吸収し、アミノ酸を作る必要があります。

と言うことは、窒素肥料を十分に施せば、アミノ酸やタンパク質がどんどんできて、生育が旺盛になるということです

 

つまり、アミノ酸とは有機窒素化合物であり、作物体では22種類が知られています。

 

作物に吸収された窒素(硝酸態)は、体内で亜硝酸→アンモニアへと変化し、グルタミンなどの各種アミノ酸が作られます。

これらのアミノ酸はその後タンパク質へと合成されますが、アミノ酸自身もうま味や甘味に影響を与えます。

 

また、大豆粕や魚粕などの一般有機肥料を施すと、人間が食物として摂取した動植物タンパク質が体内でアミノ酸に変わるように、土壌中で微生物や水の働きにより、その中のタンパク質は色々のアミノ酸に分解され、それが更にアンモニアや硝酸態の無機態に分解されます。

 

このようにアミノ酸は自然界において合成されたり、分解されたりして動植物がいきていくための中間体として、また栄養素として大切な役割を演じています。

その様子を図にしていますので、こちらを参考にしてください。

『光合成と窒素吸収の関連性』(クリックで拡大します)

とは言うものの、アミノ酸を樹内に貯蔵するために窒素をどんどんやって良いかと言えば、みなさんご存知のように弊害が大きすぎます。

そこで、「アミノ酸を直接補給しよう!!」ということになると考えれば、わかりやすいんじゃないでしょうか。

目的と効果

みなさんは必須アミノ酸という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

これは動物に言えることであり、植物は全てのアミノ酸を体内で生成することができます。

 

では植物に対してアミノ酸を補給する目的は何かといえば、体内でアミノ酸が作られる過程で消費される糖をできるだけ減らすことを狙っています。

更には、補給したアミノ酸自身が直接作物内で働きを発揮することがわかっています。

 

農業の生産現場で話題になっているのは、アミノ酸を直接散布(葉面散布)したり、根から吸収させる技術です。

 

作物が弱っているときや、天気が悪く光合成がすすまないといったときに効果が高く、味を良くしたいとか、さらに作物を元気にしたいといったときに効果的です。

 

どのようなアミノ酸がどのような働きをするのかを図にしていますので、ご参照ください。

クリックで拡大します。

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