葉面散布の例として、弊社のみかん栽培による例を表にしています。
現在行っていることをそのまま掲載していますので、弊社の製品でない物も掲載しています。
特長としては、年間の散布回数が多いことです。
葉面散布はきちんと回数を使えば効果が出ますが、中途半端に使用してもお金の無駄です。
この履歴は全ての方に「同じようにやるといいよ」というつもりで掲載しているのではありません。
農業経営において、それぞれに問題点が違います。
その問題点への「葉面散布のやり方」を示していますので、みなさんがそれぞれにお考えください。
疑問に思われる方はいつでもご相談に乗りますので、お気軽にご質問ください。
また、表の下に3種類を使用した場合のコスト計算を掲載しておきますので、ご参照ください。
効果をしっかりと出すために、旧葉よりも新葉を多くなるように剪定することも重要になります。
私はそのために平成27年から切り上げ剪定を取り入れています。
スターライト、エキトウ、敬グリーンの使用コスト(水量:1反に500リットル 使用倍数:500倍の場合)
1回あたりの1反の使用コスト(3種混合した場合)
スターライト 1L 750円、エキトウ 1L 750円、敬グリーン(廉価版) 1L 750円
合計 2,250円
年間10回使用した場合は、1反あたり2,250円×10=22,500円
これはあくまでも1反あたりの使用料なので、使用面積が増加すれば、それに比例します。
また、使用倍数が500倍で計算していますので、1,000倍ならば半分の計算になります。
1反に2t収穫している場合、みかん1kgあたりのコストは1.125円となります。
1反に3t収穫している場合、みかん1kgあたりのコストは0.85円となります。
1反に4t収穫している場合、みかん1kgあたりのコストは約0.56円となります。